想(そう)のお知らせ

そうのブログです。

今年の暮れから来年にかけて緊張感を持って対応

政府内には北朝鮮が各国の制裁への姿勢を見極めているとの見方もある。
首相は記者会見で厳しい制裁決議案を可決して以来、しばらくは北朝鮮も様子を見る可能性は高いだろうと考えてきた。
その通りになっていると語った。
首相は北朝鮮は今日も核・ミサイルの開発を続けていると考えるべきだと強調。
6日の日米首脳会談を皮切りに、外交攻勢をかける。
まず トランプ大統領と強い圧力をかけ続ける方針を確認する。
十分に時間をかけて、北朝鮮の最新の情勢を分析し、対応ぶりを詳細に協議し、核・ミサイル、拉致問題の早期解決に向け一層緊密に連携していくことを確認したいと述べた。
10日からベトナムで開くAPEC首脳会議などの際に、中国の習近平国家主席やロシアのプーチン大統領と会談し協力を要請する。
北朝鮮との経済的結びつきの強い東南アジア諸国の首脳にも包囲網づくりを促す。
記者会見で世界の首脳が集うこの機会を利用して積極的な外交を進めると述べた。
国連加盟国は制裁の履行状況を90日以内に安保理に報告することになっている。
このため、政府は12月には制裁の効果が表れ始めると踏んでいる。
日米は完全で検証可能 かつ後戻りできない核の放棄を求めている。
一方、北朝鮮は自衛のためと称して核と大陸間弾道ミサイルの開発を進めると主張し続けている。
制裁が効かず、北朝鮮の挑発を止められないと判断した場合、米国が軍事的圧力を一段と強める可能性がある。
小野寺五典防衛相はトランプ大統領がアジアを歴訪する間は外交面での解決が主体だ。
外交努力が成功しなければ、今年の暮れから来年にかけて緊張感を持って対応しなければならないと指摘している。