想(そう)のお知らせ

そうのブログです。

授業では何を目指しているかがブレたり明確ではない教師が多い

国立高校の大野智久教諭が説明してくれた。
実際の授業方法や教師自身が大切にしていることなどを付箋に書き込んでTPチャートと呼ばれるワークシートに貼り付けます。
このシートを完成させることで、教師自身がギャップを簡潔に可視化できるのです。
チャートは7項目に分かれ、1年以内に担当した授業科目や授業以外の活動の記述から始まる。
重要視している行動を具体的に書いた上で、なぜ生徒にとって/自分にとって大切なのかなどと自問自答しながら、育てたい生徒像や自らの信念を理念という形で明確にし、今後の目標を定めていく。
研修会の 途中、2人一組で互いのTPチャートを見せ合い、情報を共有しながら対話する時間が設けられた。
栗田さんはフィードバックはポジティブにと教師らに呼びかけた。
まずは相手の理念を尊重する姿勢が大切だという。
参加した広尾学園の講師、中沢啓一さんはまだ教員1年目だ。
理念の一つに自分を認めることができる生徒を育てることを挙げ、重視する方針には失敗をおそれない。
失敗は悪いことではないことを自ら示すと記した。
教師になってから生徒になめられてはまずいとの思いが強かったという。
研修会に参加して自分自身がわからないことはわからないと言える勇気を持つ大切さに気付き、チャレンジ精神を養ってほしいと考えるようになった。
研修会を企画した大野さんにも 悩みがあった。
文部科学省が目指す主体的・対話的で深い学びをどう具体化するか。
ところがどういう生徒を育てたいか、授業では何を目指しているかがブレたり明確ではない教師が多いという。
じゃあ、気になるキーワード「Wi-Ho!」の掲示です。
Wi-Ho
wifiのようなインターネット接続では、特に速度が重要となります。
国内でもインターネット接続を利用している際によく経験しているでしょうが、速度が遅いと本当にイライラしてしまいます。
それが海外だと尚更で、すぐに知りたい情報が見ることができないということは不安に煽られてしまいますので避けたいところです。